素材 |
磁器 |
size(mm) |
φ96 × H74 |
容量 |
250ml |
デザイナー |
リカード・マンツ |
時を越え、受け継がれる美しい輪郭(Contour)
1616/arita japanから、新たな器のシリーズ「1616 / MANZ “Contour” by Richard Manz」が誕生です。
デンマークの陶芸家リカード・マンツのアーカイブをもとに、娘セシリエとの対話を通じて命を吹き込まれた「Tea Cup」と「Hojicha Cup」。
こちらの「Tea Cup」は、リカード・マンツが生涯を通じて何度も向き合い、少しずつ磨き続けてきたかたち。
工房での制作を通して、彼はこのTea Cupのプロポーションを幾度も見直しながら、自身のデザイン哲学を深めていきました。
スタッキングが可能な構造や、手にすっと馴染む小さな高台など、細部にまで彼の思考と美意識が映し出されています。
手と口のあいだに生まれる自然なリズムが、「飲む」という行為そのものを心地よいものへと導いてくれます。
Brown
BrownとBlueは艶のある仕上げになっています。
Blue
内側との色のコントラストも美しいです。
Natural
内側にのみ釉薬を施し、外側を素焼きで仕上げています。
デンマークと日本、ふたつの文化が交差するこの器には、時代を超えて変わらない日用品へのまなざしが息づいています。
≫MANZ “CONTOUR” Hojicha Cup はこちらから
Richard Manz / リカード・マンツ
1933年にドイツ・エッセンリンゲンに生まれ、陶芸家(シュトゥットガルト美術アカデミー:1950年)およびストーブタイル職人(1953年)として教育を受けた。
1956年から1965年までスウェーデン・ストックホルムにあるグスタフスベリで勤務した後、1966年デンマークに移住。妻で陶芸家のボディル・マンツと共に自身の工房を設立。
1616/arita japan
有田焼の産地である佐賀県・有田は、1616年に陶祖、李参平によって日本で最初に陶磁器が作られた場所。400年を経てもなお、色あせる事のない妥協の無いものづくりの精神は今日の有田を支える人達に受け継がれています。1616 / arita japanは、有田焼の伝統を踏襲しながらもこれまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを試みた、これからの未来に寄り添う、新しい器のシリーズです。