こんにちは。graf soko staffの古屋です。
もうすぐ梅雨の時期。まさに今この読み物を書いている最中も、しとしとと雨が降り続いています。今日は、雨模様が続く季節の”おうちじかん”に寄り添ってくれるようなgrafの照明「sol Stand」をご紹介しようと思います。
「A different story / Narrative」
grafでは、つくり手と使い手の物語が出会う起点であり、定番となることを目指した「Narrative」シリーズを発表し続けています。
2025年のテーマ「A different story / Narrative」では、新たな試みとして、モチーフの統一や異なる用途を融合させるなど、意図的にこれまでと異なる寄り道のようなデザインプロセスを取り入れています。
また、生産工程の見直しにより納期を短縮し、より安定してお届けできる体制を整えた商品もラインナップに加わりました。
そんな中新たにリリースされたのが、「sol Stand」。grafの新しい家具として、暮らしにやさしい灯りを届けてくれます。

日本の”あかり”文化には、昔から独特の美意識と繊細さが息づいています。
障子ごしのやわらかな光や、行灯(あんどん)のぼんやりした灯り。部屋の隅や柱に灯るほのかな光は、日が沈むころには自然と人の気持ちを穏やかにするように、季節の移ろいを感じながら、日々の暮らしにそっと寄り添ってきました。
強い明かりではなく、光と影のグラデーションを楽しむような”あかり”の在り方は、日本ならではのようにも感じます。

「sol Stand」は、そんな日本の美意識を現代の暮らしにそっと寄り添う形で表現しています。そのルーツは、graf創立当初から愛され続けているペンダントライト「sol」にあります。

懐かしさと新しさが共存するような、そろばん型のシェードが特徴で、素材には不燃加工を施した布地を使用していて、とても軽やか。発光面が斜めになっていることで、室内へ光をまんべんなく広げ、柔らかな光と陰影を生み出します。
サイズはS(Φ375mm)、M(Φ469mm)、L(Φ585mm)の3種類。ダイニングやリビング、和室など、シーンに合わせて選ぶことができます。
ただ明るさを追求するのではなく、生活の中で光の存在を感じ、楽しめる照明として、多くの方に愛されてきました。
「sol Stand」は、そんな「sol」の魅力をそのままに、フロアスタンドとして進化させた照明です。

支柱のシンプルでシャープなデザインも魅力です。
white/black 2つのカラーがあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。土台には、表情豊かな木目のホワイトオーク無垢材を使用しています。ナチュラルで安心感のある土台と支柱のコントラストが独特なオーラを放ち、灯りが点いていない時も佇む姿が美しく、空間の雰囲気を一層引き立てます。

ソファやデスク、ベッドサイドでの補助灯としての役割だけでなく、お部屋に陰影を作り出し、リラックスした空間を演出してくれます。主役というより、脇役として空間に馴染み、奥行きをもたらしてくれる存在。
足元のフットスイッチで操作できるので、手がふさがっている時でも簡単にオン・オフできるのも嬉しいところ。日々の中でさりげなく支えてくれる照明って、いいなと思います。

これからの季節、外出が億劫になる日もありますが、おうち時間を見つめ直すにはちょうどいいかもしれません。
厚い雲に覆われて、いつもより少し暗い部屋の中。シェードからこぼれるやわらかな灯りをそばに置いて、雨音をBGMに好きな本を開けば、見慣れた部屋も、少し眠りすぎた休日も、何だか素敵に感じられそうです。
みなさんもぜひ、「sol Stand」の灯りのもとで、小さな楽しみを見つけてみてください。
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